【ああ、無情!】

昨日、仕事が入ってMacの電源を入れ、いつものソフトを立ち上げた。

バージョンアップを促す表示が出ていたので、何の気なしにバージョンアップをして、

そのまま仕事にかかる。

こつこつとデーター入力をし、何か作業をする度に、データーが無くならない様に、

まめに「コマンド+S」でセーブをする。

 

朝からずっと作業をして、その日の夜にようやく最終段階に近づいた。

ところが、ふとした拍子に、ソフトがエラーを起こし固まった。

ソフトを強制終了しようとしてもエラー表示が出るばかりでラチがあかない。

こうなったらMacの電源を強制的に落とすしか無い。

どうせデーターはまめに「コマンド+S」でセーブしてあるのでどうってことは無い。

 

そしてMacの電源を落とし、再起動させ、さっきまで作業していたソフトを立ち上げた。

おや?どうも様子がおかしい。

データーが何処にも無いのだ!

色々探してみたが、どうにもこうにもデーターが何処にも何もセーブされてない!

 

おかしいと思って、ソフトのショートカットを確認してみた。

 

すると、今まで「コマンド+S」でデーターのセーブが出来てたのに、

最新バージョンにバージョンアップをしたら、セーブは「コマンド+S」ではなく、

ショートカットが出来ない様になっていたのだ!

ショートカットでセーブするには、マニュアルでセーブを「コマンド+S」に

設定しなければいけないらしい。

 

つまり、昨日朝からずっとやってた作業データーは何一つセーブされる事無く、

強制終了したが為に全てのデーターが一瞬にして消滅したのだ!!

 

こんな事があって良いのだろうか?!

夢であって欲しい!と心から祈ったが、

現実にデーターは全て消滅して白紙のファイルが開いてるだけだった。

 

今まで30年近くこのソフトを使って仕事をして来たが、

これ程までの壊滅状態に陥った事は無かった。

しばし呆然。

頭が真っ白になり、余りのショックで体がガタガタ震えだした。

 

気持ちを落ち着けようとウィスキーをストレートでクイクイ飲むも、

体の震えは止まらない。

 

しばらく呆然としていたが、消滅したデーターは元には戻らない。

最初から打ち込み直すしかないのだ。

 

今までMacにおいて、ソフトのデーターのセーブは「コマンド+S」と思い込んでいたが、

バージョンアップをしてこんな落とし穴があるとは夢にも思わなかった。

 

皆さん、データーはまめにセーブ、しかも、ちゃんとセーブされてるか、

きちんと確認しましょうね!

 

データーのセーブが「コマンド+S」とは限りませんよー!

 

災難な1日だった。。。